スワップ・ポイントとは、通貨間の金利差分の受払いの事。
FX取引では金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買い1日保有すると1日分の金利差相当分の金銭を受け取ることができます。
逆に、金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買う取引を行うと、金利差相当分の支払いが生じます。
保有している通貨の為替レートの変動による損益には、このスワップ・ポイントの損益も反映され、トータルでFX取引の損益となります。
Swap Long(買いスワップ)とは
通貨ペアをロング(買い)したときに発生するスワップポイントをSwap Long(買いスワップ)といいます。
例として、豪ドル/日本円を買った場合は金利の高いオーストラリアのスワップポイントが受け取れます。
Swap Short(売りスワップ)とは
逆に、通貨ペアをShort(売り)したときに発生するスワップポイントをSwap Short(売りスワップ)といいます。
例として、豪ドル/日本円を買った場合、日本の方がオーストラリアよりも金利が低いため、スワップポイントを支払うことになります。
現在、日本の金利は世界で最も低水準となっているため、対円の通貨ではほとんどの場合、外貨の買い持ちでスワップポイントを受け取り、売り持ちでは支払うことになります。
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